|
表皮は,熟成中についた、自然のカビが赤や黄色そして茶色とびっしりでついついしり込みをしてしまうのですが、(フランス語でカビの花と訳す事が多いです。)中身はそれと反比例して濃厚なミルク色と柔らかい弾力がこのチーズの自慢でもあります。
生産量の41%(2000年)、家族で作る農家製で毎日 朝と晩の搾乳後に作ることがAOCの義務となっています。
また殺菌乳で作られたサンネクテールもあって大型スーパーで売られています。こちらは表皮が前回紹介した サヴォワのルブローションチーズのように、きれいです。同じチーズ名でこれほど味が異なるチーズは少ないです。
農家製のチーズは、それぞれの熟成段階で、味 風味を楽しむことができます。無殺菌乳がもたらした多くの乳酸菌が、作用しているからなのです。お客さんは自分の好みを店員に伝えてから買います。
熟成が進むとけっこう強烈なにおいになる傾向がありますが表皮は食べないので、中はちょうどいい具合です。ねっとりとしたチーズの感触が好きなフランス人に、好まれています。
歴史的には、多くの文献に太陽王 ルイ14世が食べていたチーズはサンネクテールと記されています。多くの伝説が残るルイ14世、彼が好きなサンネクテールを食べて、鉄仮面伝説を紐解いてみようかな。そんな気にさせるチーズです。

型抜き時のきれいなチーズ。製造から2日後。
地元ではこれにお砂糖とラム酒をかけた簡単なデザートが印象的でした。
|