夏至のパリは、朝までおまつり騒ぎの音楽祭です。日没後の23時に パリのシンボル、エッフェル塔が光り輝き、町中音楽が鳴り響き人は踊りだします。夏休みの始まりです。
義務教育は、9週間の夏休みです。そして、社会人は5週間の有給休暇が義務となっています。多くの人が、夏に3週間 クリスマスそして春休みに1週間取るそうです。
パリのチーズ屋さんも例外なく夏休みを取ります。8月 パリの住民は、山へ海へ出かけてしまい、住宅街は静かになるそうです。長いところで、4週間 2週間のところもあります。配達先であるレストランも、多くが8月に閉めるところがあると聞いて驚きました。( 有名レストランにこの傾向があります。)ところで主食であるパン屋は、それぞれの地域で、話し合って休みが重ならないようにします。
今年は、例年よりとても暑くパリでは日々30度を越しています。雨が降らないので農業国であるフランスでは、そろそろ雨が欲しいところです。チーズと並んで、フランスを代表するワインも、今年は太陽の恵みを十分に受けていてワイン収穫は例年より10日も早くなりそうです。
この暑さの中、パリのチーズ屋をのぞくとぱっと見るといつもより品数が少なくなっています。あれ〜仕入れ忘れたのかな〜。と思うことも。たずねて見ると、「暑いので熟成庫にしまってあるから好きなの行って頂戴ね。」さすが専門店ですね。
冷えた白ワインに合うヤギチーズを、お願いしたら 熟成庫から2ヶ月熟成させた堅いシャビシューという南西フランスのチーズを薦めてくれました。「ヤギのコクが味わえるのは、フレッシュよりも熟成した方だよと。絶対白ワインに合うからね。」対面販売は、このようなやり取りがあるから売り手も買い手も楽しい買い物ができるのかなといつも思います。
ついでに、夏休みの間 誰が熟成管理をするの?の質問には、週に1回は熟成チーズ 特にヤギチーズを手入れするそうです。わらを交換したり、反転したりと。
チーズ専門店の値段は、決して安くはありません。それもそのはず、仕入れてから自分の納得する姿までじっくりと管理するのですから。ヤギチーズは、それぞれのお店で熟成管理が違うので同じ生産者のチーズであっても最後は、乾いたタイプであったり ある程度湿気を持った酸味の強いタイプであったりとお店の個性が現れて面白いです。
今年の夏は、誰とそしてどんなチーズを食べましょうか?
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