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ドイツ取材記2

− 甘口ワインの極致は、ドイツにあり −

ビールについては、国民に愛されていることが大ジョッキで、男女問わず昼から太陽のもとで飲んでいることからわかります。ワインについてはどうなのでしょうか。そこでドイツワインについて報告したいと思います。

ワイン王国フランスに住んでいると、なかなかドイツワインを目にすることができません。(先日、ニコラというパリ近郊に200店あるチェーン店で尋ねたら無いといわれたほどでした。)

訪れた生産者は、小ベニスと呼ばれるESSLINGEN AM NECKAR 町にあります。
ドイツ、南西部フランクフルトとミュンヘンの間にある小さい街です。ここは、緯度が稚内より上にあり世界で最も北で作られているワインでしょう。

この時期 畑は、まだ葉も出ていなくてとても静かでした。ドイツワインは、甘口白しか知らないとオーナーに話したら、赤も辛口もあるからと早速試飲が始まりました。

まずはリースリングの白から、アルコール度数が低いので「11.5%」ちょっと甘みを感じました。アミューズのカクテルチーズに会うと思いました。

次に赤です。ドイツの80%が白ワインの生産のため、赤はとても貴重です。品種は、TROLLINGER (トロランガー) というドイツでも生産量の2%の赤ワインです。
アルコール度数が10.5%と低いのは、糖度が寒い気候なので上がらないのでしょう。オーク樽に9ヶ月寝かせたというだけあってフルーティーな口当たりでした。
食事にあわせるのは難しい感じがしましたが、デザート、ケーキに一緒だとおいしいと思います。

最後に、ドイツワインの甘口ワインの極致、アイスワインです。
絶妙な香り、そして深い甘味。寒い気候で生まれた希少価値のワインです。
値段も高価だが、これは大切な日に飲もうと思わせる一本でありました。

オーナーは、自然に作ることを心がけていると語っていました。この土地に生まれたことを、誇りに思い家族で力をあわせて畑を耕し、おいしいワインができるとみんなで喜ぶ。それが生きがいだと。とてもすばらしい生産者に出会えて、すがすがしい気分になることができたドイツ旅でした。
(資料、schellenturm allemande 2002)


( 南に面して、太陽の恵みを十分に浴びることができる。)


( 右から、リースリング トロリンガ、アイスワイン )


( どんな小さい町にも教会が必ずあるドイツ)