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オーガニックチーズ農家を尋ねて アルザスへ

― オーガニックチーズは高い。それは将来への投資 −

今日の農業 畜産業は、遺伝子組み換え 狂牛病 化学肥料など 複雑な諸問題にあたっている。フランスでは、有機 無農薬で作られた野菜 肉 穀類 などが注目されています。町には、自然食料品が目立ちパリ近郊だけでも200件はあるそうです。
そこで、先日オーガニック農家を訪れましたので報告します。

アルザスは、フランスの東、ライン川にそったドイツ国境の地方です。観光名所も多くかわいい町並みは多くの観光客を喜ばせます。また日系企業の工場もこの地方に目立ちます。
4月中旬、まだ朝晩は0度近くまで冷えるため牛さんたちは、牛舎の中でした。ここでは、毎朝3000リットルの牛乳から、半硬質タイプのチーズを作っています。(ゴーダタイプ) 飼育状況も、化学飼料を極力避け、干し草などの自然えさを与え病気になっても抗生物質ではなく自然的な治療で治して生きます。

この農家は、オーガニック野菜を生産しておりチーズにこれらを取り入れています。
にんにく、バジリ、エシャロット、青野菜入りの4種類があります。熟成は、約4ヶ月が食べごろだそうです。試食しましたが、それぞれの香草の香りが鼻に軽く当たり、さわやかで、組織は,柔らかく 口の中で溶けるようなべたつき感が脂肪分50%とは思えないほど私の好きな感触でした。これらは、朝市でドイツ人たちの観光客に人気だそうです。

牛乳1リットルあたりの原価は、生乳に比べて10%ほど高いです.当然チーズ本体価格も高いです。100グラム当たり 300円。生産者は答えました。われわれにとってもコストは高くつく。でも 地球をきれいに保つためにはこれが最善の策で、仕方の無いコスト そして、将来への投資だよ。何より、昔ながらの土地、風土に合った無理の無い自然サイクルを取り戻そう。ごもっともです。
農業国フランスでは、この活動が盛んになっていくとのことです。日本でもイタリアから始まった、スローフードという活動が盛んだと思います。彼らの思いを、引き継いで健康的なチーズを皆さんに紹介し、食べてもらいたいと強く思う旅でした。


オーガニック:フランスでは、ABラベルと呼ばれるオーガニックの表示制度がある。
   食品を買うときの目安になる。
   最低95%自然農業で生産されたことが保障されている。
   さらに、加工保存の段階でも化学物質は極力使わない。

資料)BIO2001France / OVNI 2003


( 生後2週間の子牛 )

( 圧搾機に移動するカード―豆腐の塊)

( バジル入りチーズ 製造3日後 )

( 香草チーズ4種 )

( アルザスのかわいい家 )

( 日本らしい風景もあります。)

 

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